日本海に移動性高気圧が入って来るような予想天気図を腕組みしながら見つめる。
こりゃ、波風出るかもねぇ・・と風来坊丸さんと相談。
釣り場は風裏に入りそうなので決行とした。(実際はこの問題の高気圧は予報より半日早く東へ抜けて行った)
でも当日はUターン覚悟で海へ向かった。しかし 凪いでいる夜明けの海が見えると「ヨッシャー!!」と心の中で叫んでしまった。
今日のメンバーは、毎度の風来坊丸さん、梅丸さんと、久しぶりのひとすぃ〜さん。
はやぶさ丸は、「朝からウッカリカサゴの1本狙いで行きますわ」と、宣言したものの
他の3艇の皆さんがメバルをボコボコ釣り上げておられるのを見て
メバルポイントでしばらく寄り道。しかし、毎度のことながらメバルは釣れない。
ところが ミズガレイがひっかかった。久しぶりにカレイが釣れました。
そうしているうちに、風来坊さんが沖へ向かうのを見て その後を追う。
追うが、彼ははるか沖へ行ってしまったようで見失う。仕方なく 先週入った同じポイント付近で 仕掛けを投下。
水深40m弱。仕掛けが着底したのを確認し リールを1〜2回 ソローリと巻く。
すると1投目から、ゴンゴン、ゴゴ〜ン と 豪快なアタリ。錘負荷140号、カチンカチンの深海竿がシナル、シナル、シナルゥ。
"きょうはこれが最初で最後のアタリかもしれないナ"などと思いながら 慎重にドキドキしながら巻き上げる。
この瞬間が人生最大の喜びなのである。目尻とくちびるがくっつきそうになる。グィ〜グウィ〜を感じながらリールを巻く。
楽しい絞め込みがあるのは中層付近まで。それより上層ではサカナは急減圧に参ってしまうのかおとなしくなる。
間もなく 30cmほどのサイズのウッカリカサゴが上がってきた!! うほほほほぃ!!
イカツイ姿かたちの魚ではあるが コイツは最高に美味である。よだれがタラ〜りと出そうになる。
本日は 誠に魚の活性が良く、また誠に、誠に、運も良く、4匹ほど中型のウッカリカサゴを釣ることができました。
梅丸さん、ひとすぃーさんたちはメバル一本槍で25〜30センチクラスをボコボコ釣っておられました。
もちろん風来坊さんの釣果は 鯛にアコウに大型ウッカリに・・・ そりゃそりゃです。
もちろんウッカリカサゴは刺身にいたしました。
カレイの煮付けは失敗でありますが味は最高でありました!!
やっぱり、釣りはやめられません。