第86回釣行記

2010年11月20日 京都府北部

「落ちギスが爆釣ですょ!!!!!!」

「一人平均50匹くらい釣れてます!!」

またまた巷から怪情報が・・・・・

この手の"情報"には すこぶる弱いはやぶさ丸である。

このところアオリイカやタチウオに気を取られていてキスのことは

すっかり忘れていた。

「そうそう。まだキスが狙える季節やなぁ」

晩秋の日本海。穏やかな海況。キリリと冷えた夜明けの気温は8℃。

1000円分の石ゴカイを買ってキスポイントを目指すが・・・

通りかかったアオリイカポイントで2時間ほど道草を喰う。

しかし、アオリイカは留守のようだった。

眉間に皺をよせ一生懸命にエギを投げていると げんごろう丸サンが

「キス、釣れてますよ!!」と、気を使ってアドバイスをくれる。

・・・・そうだ、今日の本命はキスでございましたな・・・・

・・・・移動する。

久しぶりに虫エサを釣針に差す。

大キス仕掛け、2本針仕様。

5号の錘をぶらさげて 水深約5mの砂地で 期待の第1投。

すると、1投目から「ぎ、ぎ、ぎ、ぎ、ぎゅ〜んん」

「まいど〜〜っ!!」のヴェラでありました。

気を取り直し、再度仕掛けを投入すると またまた強烈な引き!!!

「くくく〜〜キュ〜〜〜」

これこそは正真正銘のキスの引き、か?

物凄い絞め込で竿は満月にしなりながら くっくくっくと脈動する。

キスかな?ヴェラかな?キスかなヴェラかな?キス、ヴェラ、キスヴェラ???

期待に胸ふくらませ、リールをキリキリと巻いている瞬間は生きていて良かったと思うひとときである。

水面下1mあたりで舞う桜色の魚体を確認した時、その大きさに我が目を疑った。

「でっ・か」

まぁ、最近釣った魚の内では大きい方の部類に入ります。

この後が全く続かず、早々に退散する。

しかし同行の皆さんはキスは50匹以上、大アジは十数匹、それぞれ釣っておられました。

 

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