第80回釣行記

太刀魚釣行

2010年8月28日 和歌山北部





来週から9月と言うのに関西は猛暑日が2週間以上続いていて 太平洋高気圧はまだまだ

衰える兆しがない。陸(オカ)の上は依然として"夏真っ盛り"なのだが 海の中は

秋の気配を感じ始めたのかタチウオがやってきた。去年は丸坊主に終わったタチウオ釣り

久しぶりの「サカナ」狙いの釣りに 和歌山県北部へ繰り出した。






タチウオは"泳ぐ刺身"と思えるほど、骨の配置が素直で料理しやすく 



そして食べておいしい。冷酒をちびりちびりなめながら、このサカナを



薄造りにしてポン酢でいただけば もう明日にでも人生が終わってもいい程である。



はやぶさ丸はヨダレを垂らしながら水深60m地点へまっしぐらに急行する。










仕掛けは30号のテンヤにイワシ。竿はタコ用。道糸はうっかりしてナイロンラインである。

このナイロンラインがクセモノで、仕掛けを60m下ろすとブヨ〜ンブヨ〜ンと伸びてくれる。

で、本日は当たりも引っかかりもほとんど解らない「隔靴掻痒」の釣りとなってしまった。

安物の魚探の画面には ”雨だれ"のようなタチウオの反応がしっかりと映し出されている。

「ホンマかいな タチウオかいな」 と呟きながら仕掛けを投下。2〜3回シャクる。

す、すると ぐぐぅん〜〜と重みを感じる。うぅん〜タコかいな・・・と言う反応あり。

締め込みも食い上げもなく 息を切らしながら巻き上げると1匹掛かっていた???








テンヤを上下させながら誘いをかけるが 上手に餌だけを食い逃げされ続ける。



風と潮の流れであっという間にポイントを外してしまう。



そうこうしているうちに ポイントを見失ってしまう。



ボート釣りは「操船」と「釣り」が両立しなければさっぱり訳のわからない



釣りになってしまうことを またまた思い知らされた。ウムむつかしい・・・ナ。
















タチウオの群れの上に しっかりと踏み止まっておれたら釣果はもっともっと上がったかも。

オートパイロット付きのエレキモーターが欲しくなってきた。


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