第73回釣行記

2010年7月11日 京都府北部

梅雨の晴れ間、うまい具合に休みと好天に恵まれたので いそいそと日本海へ出かける。今日はGG丸さんと釣行。

今年、まだお目にかかってない「キス」に会いたくて ここ数週間ウズウズしていた。

気合を入れて前夜から乗り込み車中泊をするも 窓から流れ込むそよ風が心地良く 起きるのがもったいなかった。

そこへ、初めてお目にかかるTAKさん、TBKCさんをTP丸さんから紹介され 一気に知り合いが増える!!



喋っていると夜明けとなり いざ出港!!ペラを取り換えた2馬力エンジンは矢のように湾口を目指す!!

前回空振りの三振を喰らった大キスポイントを通りすぎ もっと「簡単に」キスの釣れそうな砂浜沖に鎮座する。

満面の笑みを浮かべて 石ゴカイを取り付けた2本針のキス仕掛けを投下する。幸せの一瞬である。

すると 1投目から海藻に引っかかったような感触がして 舌打ちをしながら引きずりあげるとこんなのが掛かっていた。

「今年はキスには縁がないんだなぁ〜」と、つくづく思った。

気を取り直して 再度 再再度 再々再度仕掛けを投入すると、やっとキスのお顔を拝見することができた。。

もうこれ以上の小さなキスは釣れません、と言うくらいの小ささで、これはひょっとすると大キス釣るより難しいか・・と思った。

今年の「初キス」は極小サイズから始まったが、それでも魚信は相当なもので それがキス釣りの楽しい所かなと思う。

その後は15分に1匹が釣れるという 誠にのんびりとしたペースで 眠りながら竿を握りキスの魚信で目が覚めるという

釣りであった。そんな釣りなので 本日の目標としていた"1ダースのキスを達成する"にはかなり時間がかかりそうだった。

キスは足で釣れ!!を思い出し、おもむろにアンカーを上げ砂浜から沖へ移動する。水深20mの場所で再度調査。

すると、一投目からいい形のキスが釣れてくる。ダブルでも上がる。とたんに目が覚め 目がつり上がる!!

水深があると 道中にいろいろなサカナが通行しているようで アジ、フグ、そしておなじみのヴェラなども釣れてくる。

キス釣りに飽きてくると、他のボートの様子が気になってきた。はるか沖で大物狙いをしているTP丸さんに近づくと

「レンコ鯛が釣れたよ!!」とのこと。しかし難しそうな釣りで 大海原で魚探を睨みながら根を探して仕掛けを投下するというもの。

 
しばらく帯同して海上を漂っていたが 根を発見→釣り竿出す→再び元の位置へ・・と動くが見付けた根はすぐに見失ってしまう。

こりゃ高度な釣りだなぁ・・・とつくづく感心して帰路に付く。

今回のキスはすべて天婦羅にしていただきました。

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