第72回釣行記

2010年6月5〜6日 京都

気候が良くなってくると「釣り」+「野外炊飯」を組み合わせたくなってくる。

今年初めての日本海、そして初めての出艇場所の"調査"を兼ねての一泊釣行となった。

初夏真っ最中!!日本海沿岸では"どこでも、だれでも"キスが釣れる時期となっている。のであるが。 

正しい仕掛けと正しい釣り餌を付けて「パールピンク」の美しいキスを誘う。

数時間、粘る。

しかし、海底からの反応が全くない。トラギスもマゴチも来ない。

イライラするが風は気持ちいい。



仕方なく岩場に移動するが 釣れてくれるのは 毎度おなじみのヴェラ・ヴェラ・ヴェラである。

昼前にギブアップし、「ここはアカン」と参加者全員の意見が一致し、野外炊飯の準備にとりかかる。





(釣りの上手な人と一緒にいると こんな旨そうな魚をいただく事が出来ます。)
 



(AKさんがプロ級の腕前でサカナをさばいてくれました)
メインディッシュとなるはずの「キス天」抜きの夕食となる。





(腹をすかしたネコ状態のおっさんたち)

翌朝はこの場所をあきらめ、毎度おなじみの海へ移動して 再度キスをしつこく狙うことにした。

去年大キスが鈴なりに釣れた水深20mのポイントへ エッチラオッチラ30分かけて進める。

正しい仕掛けと正しい釣り餌を付けて「パールピンク」の美しい大キスを誘う。

 
数時間、粘る。

しかし、海底からの反応が全くない。トラギスもマゴチも来ない。

イライラするが 眠たくなってくる。



ボケーっとしていると背後からGG丸さんがやって来て

「ここから30m沖に出て右に10mほど行ったところに"根"がありますから大ガシラ来ますよ」

と、そっっと教えてくれた。



へぇーー!!・・・・こんな砂地の海底にポコリと根がありますんかいな・・と一瞬思った。

言われたように三角形の2辺を経由して「そこ」へ向かうと・・やゃやっ!!、海底はでこぼこ。

 
安物の魚探は日本アルプスの上空を飛行しているかのような映像を送ってくる。



おおおぉぉぉっ!!!  大慌てでキス竿をひっこめ PE3号を巻いたシイラ用の竿を繰り出す。

伊勢尼8号にキビナゴをしっかり差し込んで30号錘とともに投下ッ!!!

すると1投目から「ぐわわわわ〜〜〜んん」と、ここ数年体験してなかったような強い引き!!!

我が脳髄に電気が走り、両眼からは光線が発射されたような されんようなで 力いっぱいリールを巻く。

サカナが水面まで上がってくる。GG丸さんの言った通りの大ガシラ・・・ならぬ中ガシラであった。

中ガシラを久しぶりに眺めて、「でかいナ」と思った。



再度、ポイントへ戻り仕掛けを投下すると またまた強烈な引き!!!「ククククキューーー」

 
すると、今度は大きなカワハギがあがってきた。生涯最大のカワハギであった。

最近はサカナの居てない所ばかり選んで釣りをしていたが 友人のアドバイスのおかげでサカナの居場所

 
を知ることができた。GG丸さんありがとネ・・・。





 

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