第63回釣行記

2009年10月18日 和歌山

およそ3日前から天気図や波浪予報、釣り天気予報などからの情報を精査して釣行場所を決めている。

その結果 波風が穏やかな「この日、この場所」を選んでボートを背負って意気揚々と出かけるのであるが・・・

午前5時、出港場所に着いてみると風がうなっているのである。

波しぶきが堤防を越えて吹き上がってくる。

おいやん漁師が

「きょうは風ゴツイナ・・きのうは凪いでたのになあ・・」と言いに来た。

今日は、釣り仲間4人3艇でハマチ、ツバス、ダメなら中アジ狙いで・・と、目標立ててやってきた。

しかし、この波風では話にならない。

合議の結果しばらく様子を見て ダメなら帰ろうということにするが。

 
しかしT丸さんは"偵察"行ってきます・・と 別の海を目指して再出発。

残ったわれわれは・・・寝る。    ふて寝。

しかし、気持ちよく、ウトウトしていた時に

「出られるところ見つけたよ」

と、一報が入り 色めき立つ。

 
「ホンマカイナ そうかいな」

と、独り言をぶつぶつ言いながら寝ぼけマナコをこすりこすり移動を開始する。

15分ほど走った○○岬の東側の海は 風裏になっているのか波がない。

朝日でキラキラ まるで天国のように見えた。

持つべきものはいい友達・・今日、もし単独釣行なら この波風ならさっさと帰っておりました。

定刻より2時間遅れで 穏やかな快晴の海に浮かぶ。

しかし、初めての海にしてどこで何が釣れるのやら・・

 
この海域は有名な釣り場で あらゆる魚種が楽しめる最高の場所。

いつかは来たいな と、思ってたところだったが、いざ となると。

 
今日も我が艇にはNさんと乗り込み 「あっち行こう・・いやこっち行こう」と相談しながらうろうろ。

うろうろするパターンは 貧果の兆候ではあるのだが 実際私には小アジ、チャリコしか釣れなかった。

かたやNさんは 大きな(30cmクラス)ニザダイを3匹、イサギ、アジ、チャリコ、ヴェラ・・・とにぎやかな釣り。

おまけに終了間際には座布団より大きいヒラメを舷際までよせて 観察してから放流する荒業を見せていただいたり。

また、T丸さんは予定どおりハマチ、カツオ、コロダイでクーラー満杯。H丸さんもアジ、イサギが釣れていました。



 


 
最高の休日でありました。



 

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