第37回

第37回釣行記

2008年7月13日 紀中

今日は気の合った仲間3艇4人で和歌山中部の海へ入れ喰いの情報あるイサキ狙いで向う。

「イサキは夜明けと同時やぞ」先週地元の漁師さんのアドバイスを受けて夜明け前に到着。

大急ぎで用意していると例の漁師さんがやってきて「今日はよう釣れる所へつれていっちゃる」

「引っ張って行ったるから舫え・・」  「いや今日は3隻です・・」  「ほなついてこい」

と、小型漁船1隻と2馬力3艇の珍道中で油凪の海を約20分。沖のイサキポイントへ到着!!

朝焼けの空。水深38m。コマセかごにアミエビ詰めてするすると仕掛けを下ろす。ワクワク。

すると1投目から ググゥウーと小気味の良い当たり!!「やったーーー!!」・と・ところが

釣りあがってきたのは20cmクラスのアジだった。旨そうなアジだが今日の本命はイ・サ・キ。

でも、でも、かかるのはアジ、アジ、アジ。アジだけでクーラー満杯になりそうな勢いとなる。

普段ならこのクラスのアジで間違いなく"狂喜乱舞"しているところなのだが今日は乗らな〜い。

漁師さん曰く「今日はおかしい・・なんでや」 「イサキ回ってくるのは昼前かなぁ・・」

ポイントをクルクル変えては試すが 釣れるのはアジばかり。たまに大きなサバとガシラ。

仲間2艇はそれぞれの思い思いの釣りを楽しむため別行動を取る。1艇は完全フカセ、1艇は

ノマセに向う。さて自分はというと漁師の舟に舫わせてもらってとことんイサキを追うも・・。

「今日はアカンんなぁ」 「なんでかなぁ」 「おとといは誰それは80匹上げたんやけどなー」

そんな調子で正午となり 終了となってしまった。「このポイントは年中何でもくるからな」

GPSがあればまた来れるかもしれないが 山立てが唯一の位置情報である我艇は来れるかどうか。     

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