第190回釣行記

台風一過の運だめし

2014年10月18日 和歌山北部

夜明けと同時に太刀魚ポイントへ一直線。

ポイントに着くや 速攻でテンヤを投下!!

底を取ったのを確認し ゆるゆると巻き上げの開始。



先週の台風通過で太刀魚の活性が上がってないかなぁ。

魚探には かすかな"太刀魚"らしき"反応があります・・が・・(かなり弱いけど・・・)



底から巻き上げの途中で仕掛けが「ふわぁ〜っと」なり、一瞬重量感がなくなる。

あれっ、テンヤ 外れたかなぁ・・・?いうような無重量感。

これまで弓なりだった竿先が、何もなかったようにピーンと水平に戻ります。

あれっ と あわててリールを巻き巻き 大きく聞き合わせをしてみると・・・。

"中層"で根掛かりしたように 仕掛けが一瞬 微動だにしなくなる・・・

すると、ほぼ同時に 真下に向かって恐ろしい力で引き込みが始まった!! 

太刀魚独特の上下動だけの強烈な締め込みだ!!

「外れないでね」と念じながら深い海の中からピカピカのタチウオを引きずり上げます。

いやぁ、このやり取りがたまりません!



コツコツと言うような前当たりもあり。

二度、三度 コツコツさせて

少し辛抱してチョイ下げチョイ上げしていると、

突然ひったくられるような強烈なアタリがドカンとくる。

竿先が弓なりになって、半円を描き 最後は逆「し」の字になって 水面に突き刺さる。

心臓ドキドキ、今度はドラゴンかな、と思いながら巻き上げる。

余りにも締め込みが強く、途中で巻けなくなることもしばしば。

これが太刀魚釣りの醍醐味です。

料理が簡単なタチウオは、まさに「泳ぐ切り身」で、塩焼き、刺身が超簡単。

しかも旨い!!

同乗の二腕力サンはボコボコ釣り上げます。



綺麗な魚体に見惚れております。



顔面は最高に恐ろしい形相をしておりますが・・・。

でも、もうちょっと釣れないかなぁ〜〜〜〜

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