PE3号のミチイトが金属音を発して突然水中に吸い込まれた。
固めのドラグが滑り竿先が大きく弓を描き・・・。
「うわぁ〜〜(クエでも掛かったかな・・・)」と、一応ちいさく呻く。
水深30m。獲物は反対側の舷に回り込み、パニックを起こしたように走り回る。
力任せにリールを巻き上げるが、奴は恐ろしい力で休みなく抵抗を続けてくれる。
肩で息をしながらようやく水面付近まで獲物を引っぱり上げると な、なんと赤い姿が・・・・
「真鯛かっ?・・・」と一瞬色めきたったが・・引き揚げて見ると見たことも無いこんなサカナが。(ナンダコレ)
ちょうど傍を通りかかった風来坊サンに「これ なに?」と聞いてみる。
すると「イラっ」と、即答あり。「小骨が多くて料理大変です・・・」とレシピまでいただく。(そ、そうですか!)
(帰りましてWEB図鑑で調べるとアノいつものヴェラの親玉でありました。とうとう親玉にたどり着きました。)
しかし、今日はヴェラの親玉を釣りに来たのではなく・・・
これでした。こいつがワタクシにしては滅多にないピッチで次から次へと釣りあがる。
イサギのアタリは豪快、豪快!!真下へグイグイ引いて来る。口切れが少ないので思い切り巻き上げられる。
今日は風弱く、カンカン照りで熱中症寸前でした。
でも、サカナたちのアタリは正午を回ってもとどまる気配なく・・・
かつて経験したことの無いイサギの大漁でありました。