毎年、恒例のタコ釣り。 灼熱無風の瀬戸内海へ今年も出かける。
普段のサカナ釣りとは一風、趣の変わった釣りなので この時期がとても待ち遠しい。
タコ釣りは仕掛けを海底に沈め、それをズルズルと引きずっては止め、また引きずり 止め、で誘う。
すると何の前触れもなしにタコの"アタリ"がやってくる。それは根掛かりのような感触。
急にどっしりと仕掛けが重くなる。弾性が殆どないタコロッドが少しシナル。そこで大アワセ。「どぉりゃ〜〜〜〜っ」
タコジグがタコをとらえ8本足を放射状に広げたタコが上がってくる。小さな怪獣の様相だが、実に旨そうである。
単純な釣りではあるが 何をやらしても不器用なワタクシは なかなかうまく取り込めてない。
今日も、釣り上げた獲物と同数の獲物を船べり寸前で取り逃がしている。
しかし こいつは旨い。間違いなく旨い。